コース

嬉野コース

佐賀温泉

豊かな自然と人の営みをたどる

  • 距離

    12.5km

  • 所要時間

    4~5時間

  • 難易度

    中~上級

  • お問い合わせ

    嬉野市観光商工課  TEL : 0954-42-3310
    (一社)嬉野温泉観光協会 TEL : 0954-43-0137


嬉野コースの魅力は何と言っても広大なお茶畑。エリアによって景観が異なり、それぞれ個性豊かな景観が楽しめます。
やきものの里・吉田皿屋地区、神秘的なスポット西吉田の権現さん、アジア諸国との交流スポット「22世紀アジアの森」などなど、再発見スポット盛りだくさんです。最後は轟の滝公園から川のせせらぎが心地よい嬉野川遊歩道を通り、温泉街・シーボルトのあし湯でフィニッシュ。歩き疲れた体を日本三大美肌の湯が癒してくれることでしょう。

コース案内

肥前吉田焼窯元会館→ 大定寺 ・ 吉浦神社 (0.2km) → 西吉田茶園 (1.8km) → 西吉田権現さんと十三仏 (3km) → 坊主原パイロット茶園 (4km) → 22 世紀アジアの森 (5.5km) → 椎葉山荘 (8.7km) → 轟の滝 (10.2km) → シーボルトの湯 → 温泉公園 → シーボルトのあし湯(12.5km)

  • 1.大定寺・吉浦神社
    焼き物の町吉田皿屋地域にある真言宗のお寺。吉田焼陶磁業の繁栄を祈願し建立された。ここに祀られている地蔵菩薩たちの赤いエプロンと、色とりどりの風ぐるまが静かな境内の中にインパクトを与え、より鮮やかに感じる。奥の吉浦神社にはやきもの神が祀られている。

  • 2.個性豊かな茶畑
    うれしの茶は全国茶の品評会で5年連続最優秀賞を受賞しており、その品質の高さはよく知られている。嬉野町内に広がる茶畑は、地域によって茶畑の形が多様で個性ある風景を醸し出す。西吉田エリアの茶畑と奇岩怪石とのコントラストや、広い緑の布を縫い合わせたような坊主原パイロット茶園の風景はとても魅力的である。

  • 3.西吉田権現さんと十三仏
    権現さんは昔から西吉田地域の五穀豊穣を祈願して‘水の神’として祀られた。権現さんの隣りには、13体の仏像が鎮座している。嬉野にある88ヶ所の巡礼地の一つで、奇岩絶壁の前にひっそりたたずむ地蔵菩薩は神秘的な雰囲気を醸し出しており、かつては多くの巡礼者が訪れた所である。

  • 4.22 世紀アジアの森
    アジア諸国で生息している木花を植え、自然の中の国際交流の場として作られた。ここの植物が鬱蒼と育ち根ざして行く間、国際交流が活発に行われ、アジア諸国間の関係が強くなっていく事を願い、‘22世紀アジアの森’と言う名前をつけた。特に‘メタセコイア’が400本余り植えられて夏は新緑が、秋は紅葉が自慢である。広大な森の中で漂う木の香りと小鳥のさえずりが心を癒してくれる。

  • 5.轟の滝公園
    高さ11m、三段からなる滝で、とどろくような水音から名付けられた。
    滝の周辺は公園が整備され、春には桜、初夏のあじさいなど四季の花々が美しいスポット。
    ここから温泉街に繋がる遊歩道は、心地よい川のせせらぎを聞きながら歩くことができ、地元の人々の散歩コースとしても人気がある。

  • 6.シーボルトのあし湯
    嬉野の温泉街中心にある足湯施設。
    「日本三大美肌の湯 嬉野温泉」が手軽に体験でき、歩き疲れた足のリフレッシュにおすすめ。

スタート地点までの交通

天神バスセンター・博多交通センター・福岡空港→<九州号>→嬉野IC→<タクシー>→嬉野温泉バスセンター→<祐徳バス・鹿島行き(吉田経由)>→「上皿屋」バス停下車  
博多駅→<JR長崎本線>→嬉野温泉駅→<祐徳バス・嬉野温泉(吉田経由)>→「上皿屋」バス停下車
JR武雄温泉駅~嬉野温泉バスセンター JR九州バス運行(約30分)

■タクシー
温泉タクシー/TEL:0954-43-1150
嬉野タクシー/TEL:0954-43-1224
再耕庵タクシー/TEL:0954-66-2405

お食事

椎葉山荘・山法師

住所:嬉野市嬉野町大字岩屋川内乙1586
TEL:0954-42-3600
焼肉と温泉湯豆腐 577円~(単品)

KiHaKo「嬉箱」

住所:嬉野市嬉野町大字岩屋川内甲379
TEL:0954-42-0178
Bランチコース 3300円~
定休日:火曜日

温泉食堂

住所:嬉野市嬉野町大字岩屋川内甲321
TEL:0954-43-0511
オム丼と湯豆腐セット1,200円
店休日:日曜日

人気亭

住所:嬉野市嬉野町大字下宿乙2307
TEL:0954-43-1137
うどん、ちゃんぽん等 530円~
店休日:木曜日

宿泊

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近郊のみどころ

嬉野温泉湯どうふ

温泉水で豆腐をコトコト煮込むと、煮汁が豆乳色に変わり、とろとろの豆腐に仕上がる。温泉の絶妙な成分バランスが、豆腐のたんばく質を分解し、とろりととろけさせる。

うれしの茶・うれしの紅茶

「蒸製玉緑茶」と「釜炒製玉緑茶」があり、香りが強く、味はさっぱりしており、カテキン、ビタミンなどを豊富に含み美容と健康にも効果があると言われている。うれしの紅茶は、ストレートでも甘みがあり、国産紅茶として今注目を集めている。うれしの茶アイスクリームやうれしの紅茶アイスクリームも人気が高い。

地酒

豊かな大地と清流に恵まれた嬉野は、全国的にも評価の高い銘酒を生み出している。丹精込めて造られたこれらの清酒は、かのマッカーサー元帥や種田山頭火も愛飲したと言われている。
東一(五町田酒造)、東長(瀬頭酒造)、虎之児(井手酒造)

肥前吉田焼

1577年磁鉱石の発見により始まった肥前吉田焼は、時代の波とともに一盛一衰を重ねながら長い歴史を歩み、現在も多くの窯元の陶工たちにより個性あふれる作品を世に送り続けている。